平成25年4月9日から6月2日まで東京国立博物館において

国宝大神社展

国宝 大神社展

が開催されています。

この企画は本年が第62回伊勢神宮式年遷宮の年であり、
それを記念して神社本庁をはじめ全国の神社が協力して、所有する国宝・重要文化財を集め、
神社の神宝や神々に関する総合的な展示となっています。

お寺と違い、神社所有の文化財や宝物は公開される機会が非常に少なく、
歴史好きな方には物足りなかったのではないでしょうか?

この企画展は過去に類を見ない規模であり、これだけの国宝・重文が揃うことは今後ないかもしれません。
筆者個人が注目しているものは、石上神宮が所有する『七支刀』です。
古墳時代のもので、百済王から倭王に贈られたとされる鉄刀です。
これだけでもすでに日本史の世界ですね。

国宝 大神社展

石川県からは白山比咩神社所有の重要文化財が出展されるように聞いております。
東京国立博物館が終了した後は、九州国立博物館でも同展覧会が開催されるようです。

この機会を逃すとこのような展覧会はもう開催されないかもしれません。
お時間がある方は是非とも足を運んでください。