金沢では桜の満開もすぎ、葉桜へと移り変わっております。

さて、4月17、18日は金沢市金石に鎮座する秋葉神社の春季例祭、春祭りでした。

秋葉神社

秋葉神社の由緒を申し上げると、

創立年月不詳ですが、文永年中と伝えられています。
地域に火災が多発しておりましたが、鎮火の社がないことから、富樫氏が遠江国(現在の静岡県)に鎮座する秋葉山本宮秋葉神社から御分霊を賜り、この地にお祀りしました。
藩主前田家の尊崇篤くしばしば鎮火の祈祷を命ぜられ、大正10年村社に列格しました。
同15年鎮火社を秋葉神社と改称、昭和2年神饌幣帛料供進神社に指定され、現在に至っております。

■秋葉山本宮秋葉神社
https://www.akihasanhongu.jp/index.html

鎮火社として崇敬を集めており、秋葉神社の祭典日に雨が降らない年は金石町内で大きな火災が起こると伝えられており、不思議と春秋の祭典日には、たとえ晴天続きでも雨が降ることがあります。
金石は大野湊神社の氏子ではありますが、同様の崇敬をこの秋葉神社も集めております。

今年の春祭りも、不思議と18日の早朝に雨が降りました。
これで大きな火災は起こらないであろうと一安心です。

両日を通して多くの方にご参拝いただき、心から感謝申し上げます。