6月26日に石川県小松市立丸内中学校で雅楽演奏会が開催されました。
この行事は石川県神社庁神社振興部会が主催する雅楽教室です。
この日は2年生の5時間目、6時間目を利用して演奏会、人長舞を披露しました。
雅楽は平安時代以前から伝わる古典芸術です。
神社では祭典で演奏され、結婚式などで聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
人長舞(にんじょうまい、にんちょうまい)
人長とは神楽人の長のことです。人長舞は、その長が武官の装束を着け、手に神鏡の象徴という木製の輪を付けた榊の枝を持って舞います。古式ゆかしい典雅な舞です。
中学生にとって雅楽、神楽は決して馴染みがあるものではありません。
きっと眠気(雅楽の調べは眠気を誘うとか・・・)を我慢している生徒もいらっしゃったと思います。
しかし、日本に古くから伝わる音楽である雅楽を聴くことは決して無駄な経験ではないと思います。
確かに洋楽やJ-POPと比べると退屈なイメージもありますが、奥深い音楽です。
演奏会に引き続き、生徒たちには雅楽器に触れて、実際に吹いてもらう体験教室を行いました。
各自演奏してみたい楽器のところに集まり、楽しく体験してもらいました。
様子を伺っているとみんな上手に演奏できています!
先生に話を伺うと、
「地域のお祭りに出て笛を吹いている生徒が多いので」とのこと。
とても嬉しいことです。
最後に質問タイムを設けたのですが、予想より多くの質問をいただきました。
これからも地域のお祭りに参加し、日本の伝統文化について考えていただければ幸いです。