神前結婚式　令和2年7月11日

令和2年7月豪雨により被災された皆様にお見舞い申し上げます。
北陸地方は比較的大雨の影響が少ないとはいえ、連日のように雨が降っておりました。

そんな豪雨も危惧されておりましたが、新郎新婦お二人の願いが叶い、
7月11日午前11時より、棚田家　吉岡家　ご両家を結ぶ神前結婚式を快晴のうちにご奉仕させていただきました。

新婦さまのお父様は福井県福井市に鎮座する八日市普活廻神社の宮司であり、
今回ご縁があり当社で結婚式をあげていただくこととなりました。

新郎さまは紋付き羽織袴。新婦さまは白無垢洋髪にお着物にあわせた紅白の御花を添えられています。
白無垢は鶴文でした。
筥迫、懐剣にも文様が施されており、とてもお似合いのお召し物です。

挙式は厳粛かつ少しのサプライズが用意されてのご奉仕となりました。
サプライズは後ほど・・・。
挙式後はご家族皆様で集合写真です。

カメラマンさん、すごくピースを求める方でした。
でも皆さん笑顔になるので、いいですね。
おばあさまのピースがかわいいです。

サプライズとして新婦さまのご友人お二人に巫女としてご奉仕していただきました。
新婦さまにバレないようにこっそり神社に来ていただき、
挙式前には動き方の確認を行うなど、緊張感がありましたが・・・

挙式後は一気に緊張の糸もはずれ、友達同士の楽しい写真撮影です。
ちなみに、ご友人お二人には三々九度、指輪交換、親族杯でご奉仕いただきましたが、
新婦さまは最後の親族杯まで、しかもお母さまから教えてもらうまで、まったく気づいていらっしゃらなかったです。
サプライズ、大成功ですね。（ちなみにこちらは新婦さまのお父様のアイデアです）

新型コロナウイルスの感染拡大により、
当初予定していた結婚式場をキャンセルするなど、一時は結婚式を挙げれるかどうかも危惧されていたとのこと。
結婚という人生の一大行事が行えるかどうかは、新郎新婦お二人にとっても不安な日々だったかと思います。
お父様の計らいで、笑顔で楽しく挙式ができるようにと心を配られたのだと思います。

大野湊神社の大神様、そして新婦さまの実家・八日市普活廻神社をはじめとする地元の氏神様、
ご家族、ご友人の皆様の応援のもと、
幸せ多きご家庭を築かれますようご祈念申し上げます。