夏越大祓の特徴ともいえる茅の輪が完成しました。

夏越大祓に関してはこちらの 夏越大祓のご案内 をご覧ください。

茅の輪を作るためには・・・

  1. 材料(茅)を集める
  2. 茅を円状に束ねる
  3. 注連縄(しめなわ)を張る
  4. 完成!

茅を集めよう

茅の輪を作るためにはまずは「茅」を集めなくてはいけません。

茅(ちがや)とは・・・
イネ科の植物。ススキやスゲなども使われ、茅葺屋根の材料にもなる。

大野湊神社では茅集めから茅の輪製作まで人の手で行っております。
大野湊神社で使われる茅は某川辺から刈り取ってきております。

年々数が減少しており、集めるのに一苦労です・・・

茅を円形にしよう

集めた茅を円状に束ねます。
このとき上手く円状になるように芯棒を使っています。

茅を円形にまとめます巻きつけた茅に少しずつ差し込むように重ねていきます。

ちなみに茅の輪を作ってくださるこの方は、氏子寺中町にお住まいされており、
神社のお祭りで神役(神主の補助)をしてくださる方です。
昔鉄道マンで現在は園芸職人として活躍もされています。

適当な場所に設置しよう

完成した茅の輪を適当な場所に設置します。

ほかの神社では拝殿前や参道に設置されているのですが、
残念ながら大野湊神社の参道はさほど広くないので、手水舎の前に設置しております。

茅の輪は手水舎の前に茅の輪をくぐった後に手水をお願いします。

茅の輪の完成!

注連縄と紙垂を取り付け、看板を置けば完成です!!

完成した茅の輪6月22日から片付けるまで茅の輪くぐりができます。
本番は6月30日午後5時です。
当日参加できない方はどうぞご自由に茅の輪をくぐってください。

今は青々と気持ちいい茅の輪ですが、残念ながら大祓当日には少し茶色くなってしまいます。
ですが、それは植物が生きていた証でもあります。

茅の輪のくぐり方

茅の輪のくぐり方は看板でも案内しております。
茅の輪のくぐり方

  1. 正面から入り、左にまわって正面に戻る
  2. 正面から入り、右にまわって正面に戻る
  3. 正面から入り、左にまわって正面に戻る
  4. 正面から入り、拝殿へ進む

茅の輪をくぐった後にお参りされる方は、4の際手水をお忘れなく。

茅の輪は今だけ!

茅の輪が設置されているのはこの夏越大祓の時期だけです。
大祓後少し時間をおいた後に撤去します。

これまでくぐったこと無い方!是非くぐってみたい方!お待ち申し上げております☆