晴天の17日。
午後1時より 稲葉家・正木家 ご両家を結ぶ神前結婚式を執り行いました。
ご親族と大勢のご友人が神社にご集合なさいました。
新婦さまは神社へお越しの際、色鮮やかな色内掛けお姿でした。
紋様もすばらしいお召し物でした。
挙式は定刻より少し早く始り、
新郎さまは紋付羽織袴、新婦さまはお色直しをされ白無垢綿帽子のお姿でした。
挙式場はご親族と一部のご友人が参列され、そのほかのご友人方は外から挙式をご見学いただきました。
それにしても凄く大勢のご友人が駆けつけていらっしゃり、
新郎新婦お二人のお人柄がよく表れているように感じました。
挙式後はスナップ撮影の時間となりました。
んーお二人、表情が硬いような・・・
やわらかい表情になられました!
やはり緊張されていたのでしょうか?
さて、昨日まで大野湊神社は例祭、神事能が行われておりました。
その関係で能舞台が開放されており、能舞台の撤収が月曜日に行われます。
そのことをプランナーさんにもお伝えし、能舞台で撮影しましょう!という運びとなりました。
大野湊神社の能舞台は400年続く神事能を行う場所であり、
神事能と地元金石宝生会の秋の発表会を除くと、年間を通してほとんど使用されない舞台です。
しかも月曜日には囲いを設けてしまうので、能舞台で写真撮影されることはまずないことです。
なお、能舞台は土足厳禁、靴下もご遠慮いただいており、
舞台上には新郎新婦以外にはカメラマンと衣装直しの方だけです。
贅沢な空間です。
舞台上でも新婦さまのお衣装は映えます!素敵ですね。
舞台後方は鏡板と呼ばれ、松が描かれています。
松は常緑樹、つまり一年を通して緑の葉を保つ植物として長寿の象徴であり、
その成長の勢いから立身出生の象徴としておめでたい席にか欠かせない存在です。
大野湊神社の大神様のお恵みとお導き、
家族親族、ご友人のお支えをいただき、
さらには金沢の古い伝統を今に伝える大野湊神社の能舞台・松をご縁にして、
幸多きご家庭を築かれますよう心より祈念申し上げます。
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