年の瀬が近づき、神社ではお正月に向けた諸準備が進められています。
12月ですが全国的に気温が高く、肌寒さをあまり感じていなかった矢先、
北陸地方を暴風と雨が襲いました。

しかーし、神様のご加護かお恵みか、
神前結婚式を迎えた12日は朝からの快晴。素晴らしい挙式日和となりました。

12日午前11時より 田近家 鹿谷家 ご両家を結ぶ神前結婚式を執り行いました。

田近家①

あれ?いつもの神前結婚式と新郎さまの衣装が違うことに気づきますか?
実は本日の新郎は当社権禰宜、市内にある波自加彌神社禰宜を拝命している神職です。
新郎が着ているものは「正服」と申しまして、
我々神職が大祭(例祭や特別な祭典)に着装する装束です。
神職は正服で結婚式に臨まなければならないという決まりはありませんが、新郎にとっては人生の一大行事ということで正服にて挙式となりました。
ちなみに着付けも自分で出来ますので、
新郎は朝神社へ私服で来社し、神職控室で着替えておりました。

新婦さまは白無垢のお姿です。挙式では綿帽子もお召しになりました。

田近家②

新郎田近家の集合写真です。
新郎の左隣に立たれているのがお父様で、波自加彌神社の宮司さんです。

田近家③

新婦鹿谷家の集合写真です。
実は新婦さまのお隣に立たれているお父様は香川県に鎮座する男山神社の宮司さんです。

田近家④

つまり両家とも神社関係者の方々です。
結婚式を奉仕する我々の作法からすべてを見られますので大変緊張します・・・

挙式は厳粛かつ和やかな雰囲気のなか執り進められ、
無事お二人はご夫婦となられました。

田近家⑤

 

挙式後のお二人です。
新郎は披露宴会場移動のため紋付羽織袴に着替えました。
紋付羽織袴の姿もなかなか似合いますよね。

田近家⑥

お二人には大野湊神社の大神様のお恵みお導き、
ご両家ご親族、ご友人方のご支援を頂戴し、
幸多き、笑顔あふれる家庭を築かれますよう祈念申し上げます。