「かなざわ・まち博」が今年も開催され、大野湊神社も金沢御神宝めぐりに参加しました。
「かなざわ・まち博」とは、
よく知っていると思っている金沢のまちでも、実は知らないこと、気付かなかったことがたくさんあります。
かなざわ・まち博は、金沢のまち全体を活きたパビリオン、博覧会場に見立て、市民が「まちに出る、まちを知る、まちで遊ぶ」ことを通してまちの魅力を再発見し、金沢を愛する心を育むことを目的とした継続的なまちづくり運動です。
(公式WEBサイトより抜粋)
もっと金沢市民が金沢のことをよく知ろう!という企画です。
さて、当社での講座日は台風の影響もあり、大雨の中で開催となりました。
参加者は総勢18名です。
まずは大野湊神社拝殿にて参拝を行っていただきました。
せっかく神社に来たのですから参拝方法なども説明させていただきました。
次に大野湊神社宮司より神社の由来や、加賀藩主前田家とのつながりなどの講話です。
大野湊神社には金沢市指定文化財になっている歴史資料が約1700点ほどありますが、
すべてを公開できるわけではありませんので、目録などを用いて説明させていただきました。
次に旧拝殿(市文化財)にて大絵馬(市文化財)と狛犬(市文化財)の説明を行いました。
この大絵馬は幅が約14メートルあり、源平盛衰記を題材とした物語が描かれた大絵馬です。
大野湊神社にはご紹介した通りたくさんの文化財を所有しております。
文化財は先人からの贈り物であり、我々が次世代に残す財産でもあります。
少しでも多くの方に興味を持っていただくとともに、文化財護持の意味をご理解いただければ幸いです。
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